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ホームシアターの歴史Ⅰ

「ホームシアターの歴史Ⅰ」では、オーディオからホームシアターが独立し新たなジャンルとして確立していく過程を機材、規格を追いかけながらたどってみます。

≈ ホームシアターの産声 ≈

映画は映画館で観るもの、もしくはテレビでの放送を待って見るしかなかった。そんな中「ビデオ」「レーザーディスク」の発売で、「レコード」のように映画も所有できるようになりました。

1953年日本でテレビ放送(白黒)開始

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1960年日本で「総天然色テレビジョン(カラーテレビ)」本放送開始

1970年代中盤 家庭用「ビデオデッキ」発売

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1975年 映画館で「スター・ウォーズ」と「未知との遭遇」が大ヒット

「映像-シネマスコープ・音声-光学アナログ「DOLBY STEREO(3/1サラウンド)」または「映像-70mm・音声-磁気式アナログマルチ(ディスクリート3/1サラウンド)」で上映。

1975年スクリーン投射の三管式プロジェクター発売

1978年TVで「音声多重放送(ステレオ/2ヶ国語)」放送開始

1980年家庭用「レーザーディスク」が発売」

アメリカでレーザーディスク発売、日本は翌1981年に発売、仕様は「映像-アナログ(ダイレクトFM)水平解像度400本以上480i・音声-アナログFM2ch後にDigital音声追加)」 

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この頃になって始めて家庭で映画を所有できるようになった、「ホームシアターの産声」である。当時のTVはブラウン管、一般的なサイズは20インチ程度、当然画面比率は4:3、CDもまだ無かった時代である。

 

≈ ホームシアター黎明期 ≈

まだホームシアターという概念が無かった時代。映画を家庭でも楽しめるのだと理解され始めた。

1982年家庭用「DOLBY SURROUND」対応アンプ発売 

映画館で使われているサラウンド技術の家庭版が発売される、通常のステレオオーディオシステムに専用の「プロセッサーアンプ」と「サラウンドスピーカー」2本を追加、合計4本のスピーカーを使い家庭でサラウンドが楽しめるようになりました。TVも大画面化が進み始めます。(注サラウンド音声はモノラル)

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1983年映画館で「スター・ウォーズEP6」公開 

この映画の公開にあわせ、映画の音をダビングステージのクオリティーで再生可能な映画館に認定する「THX」シアタープログラムがアメリカで始まる、認定された映画館は音が良い(設備が良い)映画館として話題になった。認定を受けるため改装、設備の入れ替えをする映画館が増えた。また映画上映前にデモンストレーションで流れる「ゴーーーーーー」と爆音になっていく30秒程度の「THXトレーラー」がその後のホームシアターで話題に!!

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1984年8月 アバック誕生

≈ ホームシアター成長期 ≈

2chのオーディオからの独立ホームシアターが独自の成長をはじめる。

1984年レーザーディスクにデジタル音声規格追加

レーザーディスクの音声にCDと同じデジタル音声「44.1kHz 16bit」が追加、映画館のフィルム光学式音声よりも良い音で映画が楽しめるようになりました。レーザーディスクがホームシアターの核になっていきます。

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1987年家庭用「DOLBY PRO・LOGIC(マトリックス3/1サラウンド)」対応アンプ発表 

家庭用フォーマットでも「センタースピーカー」が追加され完全に映画館と同じサラウンドが楽しめるようになりました。

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TVは「29インチ4:3」が標準でした。またこの頃スクリーン投射の「三管式プロジェクター」も家庭用として各社から発売されておりマニアの憧れでした。しかし価格が高価でメンテナンスが非常に難しく手間のかかるものでした。スクリーンのサイズは80インチか大きくて100インチ程度でした当然画面比率は4:3です。

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 1989年 「家庭用液晶プロジェクター発売」 

使い勝手は今と変わらず良かったのですが3管よりも暗く、映りも荒くクオリティーの三管、手軽さの液晶と住み分けされていきました。発売当時の液晶の画素数は約26万画素、価格は485,000円 (ちなみに現在のFullHDパネルの画素数は約622万画素)。 

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1990年6月、家庭用「ホームTHXオーディオシステム」発売 

家庭でのサラウンド再生に対しての部屋作りからスピーカーの配置まで2chオーディオとはまったく違った考えで構成されていました、ここで映画再生のためのホームシアターの基準が確立しました、特に今までオプション扱いだった「サブウーファー」がTHXでは必須となり「サブウーファー」が注目され始めます。

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1990年ハイビジョン対応の36インチTV発売 

当時、ハイビジョンは「技術実験」段階、放送も不定期でほとんど無くデモ映像は業務用のベースバンドハイビジョンLD(通常のLDとはまったく互換性なし)を使ってデモをしていた記憶があります、初めて観るハイビジョン映像はとにかくきれいな映像でした。もうひとつ画期的だったのは画面比率が「16:9」のハイビジョン対応ブラウン管だったこと。価格は数百万のハイエンドTVでした。

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